東京以外の主要都市のお仕事事情は?
東京以外の地方都市で働く
地方暮らしの人にとって東京で働くということは憧れでもありますが、かといって実家からあまりに離れてしまうのは難しいという場合もあるでしょう。例えば沖縄で生まれ育った人の場合、東京は現実的に飛行機でしか行けず片道の交通費だけで何万円もかかってしまいますし、移動時間もかかってしまうので、もし実家に何かあったらと思うとそこまでは行けないという場合もあると思います。また東京はあまりにも都市として巨大すぎてしまい、自分の感性には合わないという人もいるでしょう。東京の場合は中心部から延々とビル群や住宅地が続いていきますが、地方都市の場合は車で20分も行けば山や海などの自然に切り替わります。それくらいのコンパクト感のある都市の方が暮らしやすいと感じる人は多いのではないでしょうか。
そこでここではそうした感性を持っている人のために札幌や近畿、北九州など東京以外の主要地方都市のお仕事事情について触れてみます。
札幌
まず北海道の県庁所在地札幌は、北海道内の人で田舎よりも都市で働きたいという人にとって最も身近で移住もしやすい所と言えるでしょう。近年は全体の求人数が増加傾向にあり、景況感に明るい兆しが見えてきていると言われています。業種としては建築や土木、それにITなどが盛んと言われており、その他にも北海道がアジアの観光客に人気なことから語学堪能な方であれば観光やリゾート関連の求人も豊富です。また道内に本社のある企業の場合、他県で経験を積んだ人のUターン採用やIターン採用に力を入れている場合も多いようです。
近畿
近畿は大阪や京都、それに神戸や姫路などを含んだ関東に次ぐ日本でも第二の経済圏で、この地域での仕事は豊富にあります。中国地方や四国の人が移住してくるには良い地域と言えるでしょう。東京に負けないくらい大手企業の本社も集中しており、そうした企業で働く人のためのサービス業や下請け企業などの仕事などもたくさんあります。特に近年は大型商業施設が相次いで開店しており、そうした施設での求人が増加しているそうです。
北九州・福岡
北九州や福岡は歴史的にもアジアへの玄関口という役割があり、非常に発展してきました。近年でもIT産業や観光業、貿易関連の仕事などが豊富です。また東京に本社のある企業がアジアの玄関口としての役割で支社を開設するケースも増えてきているようです。それに九州の通信業界は飛躍的な成長を遂げていると言われており、SEなどの募集も多く特に即戦力となる人材であれば仕事に困ることはないでしょう。
東京で仕事を探す簡単な方法は?
東京で今ニーズが高いのは介護士!
今都内でもっともニーズの高い仕事と言えば介護士ではないかというほどに、介護関連の求人が増えてきています。現在日本はすごい勢いで少子高齢化が進んでいますが、地域によって温度差もあり、特に東京は介護士が不足しているため採用熱が高いのです。